ここ最近は何かをすれば分断が生まれるような気がして、発信するという事から遠ざかっており、気付けば昨年1月以降1年5カ月ぶりのブログ更新となってしまいました。
今回は6月16日に移転リニューアルオープンする新東京ショールームと、それにまつわる未来の話をしようと思います。
ショールームの新設・移転は、2019年1月の仙台以降、2年半ぶりとなります。
これまでは全て大通りの路面店に移転増床、もしくは新設だったことからすれば、路面店から空中階への移動は意外かも知れませんが、これも昨今の情勢を踏まえた中長期的な戦略の一つです。
コロナの影響で業績が悪いと思われた方はご心配なく。
直近の決算では売上は過去最高、営業利益も昨年の約20倍弱出ています。
これまでのように、大通りの路面店もしくは大阪グランフロントのようなランドマーク的商業施設に出店するというのは、あくまでその通りや施設に多くの人が往来して初めて意味があります。商品や世界感、ブランド名を交通広告のように露出できるからです。住宅設備や建材のように、多くの消費者の方が一生に1度か2度しか関わることのない業態において、認知を獲得するために今でも非常に有効な手段だと考えています。
ただ、新型コロナの影響で大都市圏の人の往来は激減し、肝心のショールームも予約来場しか受け入れられません。であれば、路面店である必要もないので、前ショールームからお客様の利便性をほとんど変えない場所の空中階に一旦移すという判断をしました。
一旦という表現をしたのは、いつになるか分かりませんが最終的にはショールーム兼オフィスの自社ビルを建てたいと思っているからです。
もちろん空中階だからと言って世界観の表現は一切妥協しません。今回からデザインディレクターも若返り、ミニマルコンセプトはそのままに自然をテーマにしたこれまでとは違うテイストになっています。ぜひ新しい東京ショールームをご堪能ください。