
まずは岡田会長、矢野社長、選手、スタッフの皆様、今治サポーターの皆様、JFLからJ3への昇格本当におめでとうございます!!
4月末にリリースさせて頂いてから少し時間が経ってしまっていますが、今シーズンからFC今治に我々も少しだけ協賛させてもらっています。
テニスプレーヤーの社長が何故突然サッカーへの協賛だったのか、そして何故今治だったのかというのは皆さん疑問に思っているかも知れませんね。
会社が大きくなり、私自身もメディアに取り上げて頂くことが多くなると、色々な団体からサポートして欲しいという連絡を頂きます。
ですが、オーナーや社長自ら直接来られるケースは殆どありません。大抵は広告代理店か担当営業が、使いまわしなのかな、と感じられるパワーポイントを持ってくるだけです。
そんな中、岡田会長はある日、共通の知人で普段からお世話になっているデザイナーの方と直接大阪に来られて、1時間半、FC今治を通して何を成し遂げたいかというビジョンを語ってくれました。実はこの点が一番大きく一緒に夢を追いかけたいと思った部分です。(同じく社長自らビジョンを語ってくれたチームが、別でスポンサードさせて頂いている西宮ストークスでした。)
そして最後は、プレス効果だけを考えて既に有名なアーティストやスポーツクラブに協賛するというのではなく、やはり挑戦する人や団体を応援する会社でありたいという事です。若手アーティストやデザイナー、伝統芸能の後継者、ベンチャー企業など我々は一貫して未来に向かって挑戦する人を応援するコンペや取り組みを続けています。
我々自身、世界中の住関係の課題を解決するために『世界のサンワカンパニーになる』という目標を掲げ業務に取り組んでいますが、鼻で笑われることもしばしば。誰かの夢やビジョンを馬鹿にする人は馬鹿にすればいいのですが、どうせなら応援したいし、応援してほしい。
今は知名度より共感度の時代です。
知名度が高くても誰も共感してくれない企業には社会的な存在意義がありません。逆に本当に共感してくれる人が増えれば、その人がハブとなり共感の輪はお金なんてかけなくても広がっていきます。ただ共感度は知名度と違って数値が取れません。「兎にも角にも大事なのは単年の費用対効果」というようなお役所的な組織では共感なんて集められないでしょう。ここにも長期目線のオーナーシップが必要です。
さて先日、社員と経営者仲間を連れて今治に観戦に行ったその日に、J3の昇格基準を満たしました。我々のサポートなんて微々たる金額なのですが、多くの運営やサポーターの方に「応援ありがとうございます。」と直接言って頂いたり、ツイッターでDMを頂いて本当に嬉しかったですね。
FC今治関係者の皆様、改めましておめでとうございます。
今後ともよろしくお願いします。
これからもっと成長していけばもっと誰かを応援できるので、皆さんも若い人や挑戦する人を応援する企業としての存在意義に共感してもらえばと思います。
くらしを楽しく、美しく。