先日、関西大学にて行われているとあるゼミにて、ゲストスピーカーをさせてもらいました。
こちらがなかなか面白いゼミでして、関西大学と一般社団法人ベンチャー型事業承継が提携し、家族が事業を営む学生を対象に、家業の経営資源を活用した新規事業立案をテーマとする「次世代の後継者のための経営学」(通称「ガチンコアトツギゼミ」)を開催しているのです。また、このゼミは大学の垣根を超えて学ぶ機会を提供する「大学コンソーシアム大阪」科目として、大阪府下の36大学の学生も単位互換で履修が可能となっていますので、対象の大学生で興味がある方は来年以降是非受講して頂ければと思います。

今年で参加させて頂くのは2回目となるのですが、此方からアドバイスをすることはありません。ただ自分がこれまで経験したことをシェアするのみ。そこから何を学び取るかは学生毎にそれぞれ違うのですが、全員が家業のある家系ということもあり、その参加意欲や講義に対する主体性と集中力は群を抜いていますし、毎回質問も時間ギリギリまで途切れることがありません。
日本に存在する企業の90%以上はファミリービジネスであると言われています。このままだと廃業してしまうと言われているビジネスに新しい価値を加えたり、海外で市場を拡大したりして成長させていくことが出来れば日本経済を大きく成長させられるのではないかと思っています。
またこの講義に限らず、ゲストスピーカーや非常勤講師をさせて頂いた際には必ず全学生の講義レポートに目を通します。それはこれからの消費を担う若者の感性を自分の中に取り込むためであり、自分の年齢の半分に近い学生から学ぶためです。
よく「○○世代」など生まれた年代を一括りにしてその世代の若者の傾向が論じられますが、そんなものハッキリ言って意味がありません。その証拠にどれ一つレポートの内容が同じだった事はありません。
あらゆるもののスピードが早くなっている現代においては、我々が学んでいることや、新しく覚えた業務は学んでいる最中からすでにもの凄いスピードで陳腐化しています。そしていつの時代も新しいトレンドは若者から生まれてくるので、若者から学ぶという姿勢がない経営者は時代に取り残されてしまいます。
今後も積極的に高校や大学での活動には参加させて頂き、学ばせて頂こうと思っています。
