書籍を出版して1カ月が経ちました。
新聞の全国紙に広告を載せて頂いたおかげもあって本当に多くの方に手に取って頂き、長い間連絡を取っていなかった友人などからも連絡をもらったりと、テレビ出演と同じような反響があり、自分でも驚いています。なかにはサインを欲しいと言われる事もあり、嬉しいやら、恥ずかしいやら、複雑な気持ちです(笑)。
ただやっぱり一番嬉しいのは本を読んで頂いた全国の方からの感想のメールやお手紙を頂くことですね。ご連絡頂いたのはアトツギの方だけではありませんでした。
『現役の上場企業経営者がここまで生々しく実際の経験を共有してくれて有難いです。』
『父親からこの本を渡されて初めて家業に向き合うことができました。』
『この本を読んで、自分が代表になる方向で親と話が出来ました。』
『アトツギではないのですが、同世代の人間として胸が熱くなりました。』
こういった感想やご意見を頂くと本当に自分の経験をシェアして良かったなと思います。
改めて仕事は人にポジティブな影響を与えたり、感謝される事が大きな遣り甲斐であることを再確認しました。(否定的な意見の方もいた方が自然だとは思うのですが、ネット掲示板とは違ってワザワザ手紙までは頂きませんし、私はネット掲示板を見ません。)
事業承継は株主構成、家族構成とその関係性、財務状況等が本当にケースバイケースで一般化できる要素が殆どありません。だからこそアトツギの人たちには覚悟を持って決断した上で、どうせやるなら楽しんでほしいというマインドセットに重きをおいた内容になっています。そこが逆にアトツギでない人にも共感して頂けたのかも知れません。
それと出版をキッカケに講演や取材のオファーも沢山頂けるようになりました。
過激すぎて活字にはできなかった内容(書籍自体も会社広報のチェックを入れていませんので充分赤裸々だと言われますが)や、後日談などをお話させて頂くと大好評です(笑)。もし聞きたいという方がいれば是非広報までご連絡ください。
さて当社は2019年で創業40周年を迎えます。
活字として、どのような決意で、コトを起こしていくのかを世の中に残した以上は、それを必ず実現させたいと思っています。