突然ですが、社長として定期的にブログを書くことにしました。
先日、知人に社長就任4周年ということでお祝いをして頂いたのですが、実は案外私本人はあまり気にしていなくて、『逆にまだ4年しか経ってないんだ。』と思うくらいです。もう10年くらいやっているんではないかと思ってしまうほどサンワカンパニーでの仕事は内容も濃く、充実しているものだと思っています。
だけどふと立ち止まって考えた時に、お客様、取引先、株主の方々、社員というステークホルダーの皆さんに自分の熱量や夢、今取り組んでいる事が伝わっていないなと反省しました。
伝わっていないのは言っていないのと同じ。発信するという社長として最も重要な業務を怠ってきた私の責任です。
就任当時と違い社員数も100名を超え、すべてのスタッフに量的・質的に均等に意思疎通することが難しくなりましたし、今は均等にできないなら一切やるべきではないとも考えています。
ですから、このブログを通して社内だけではなく社外の全てのステークホルダーの方に同じ思いを届けていきたい。そしてサンワカンパニーを応援して頂きたいと思っています。
さて就任時4年前と今では全く違う会社になりました。それまでなかった規定やルールを策定し、システムで代替できるものはシステムを導入し業務の属人性を徹底的に排除、持続的に発展していける組織にすこしずつ変革させています。
勿論この間、経営資源を内部施策に割いた結果、業績の伸びが鈍化し、ステークホルダーの皆様にご心配をおかけしたことに対しては大変申し訳なく思っています。
ですがもし過去の綻びだらけの組織という風船に空気を送り込み続けたとしたら、とっくに破裂していた事でしょう。人員もシステムも仕組みも大きく入れ替わり、いよいよサンワカンパニーの第二創業期を迎えるに十分な準備が整いつつあります。
ではいつからが第二創業期か。
それはこのメンバーで東証一部の鐘を鳴らした日からだと考えています。
サンワカンパニーを日本のリーディングカンパニーにしたい。
そして業界で世界一の会社にしたい。
この言葉だけが独り歩きしていますが、それは多くのお客様の生活や社会を豊かにしたことの結果でなければなりません。 いつまでも社会に必要とされる企業でなければなりません。
全てはお客様のために。
新しいサンワカンパニーの冒険は始まったばかりです。今後ともこのブログで我々の成長をご報告できればと思います。