TARO BLOG

住宅設備のインターネット販売を行う、サンワカンパニー代表取締役社長山根太郎のブログです。山根自身の取組みや日々感じていることを発信していきます。

出版の反響

書籍を出版して1カ月が経ちました。

 

新聞の全国紙に広告を載せて頂いたおかげもあって本当に多くの方に手に取って頂き、長い間連絡を取っていなかった友人などからも連絡をもらったりと、テレビ出演と同じような反響があり、自分でも驚いています。なかにはサインを欲しいと言われる事もあり、嬉しいやら、恥ずかしいやら、複雑な気持ちです(笑)。

 

ただやっぱり一番嬉しいのは本を読んで頂いた全国の方からの感想のメールやお手紙を頂くことですね。ご連絡頂いたのはアトツギの方だけではありませんでした。

 

f:id:taroyamane:20181130141619j:plain

 

『現役の上場企業経営者がここまで生々しく実際の経験を共有してくれて有難いです。』

『父親からこの本を渡されて初めて家業に向き合うことができました。』

『この本を読んで、自分が代表になる方向で親と話が出来ました。』

『アトツギではないのですが、同世代の人間として胸が熱くなりました。』

 

こういった感想やご意見を頂くと本当に自分の経験をシェアして良かったなと思います。

 

改めて仕事は人にポジティブな影響を与えたり、感謝される事が大きな遣り甲斐であることを再確認しました。(否定的な意見の方もいた方が自然だとは思うのですが、ネット掲示板とは違ってワザワザ手紙までは頂きませんし、私はネット掲示板を見ません。)

 

事業承継は株主構成、家族構成とその関係性、財務状況等が本当にケースバイケースで一般化できる要素が殆どありません。だからこそアトツギの人たちには覚悟を持って決断した上で、どうせやるなら楽しんでほしいというマインドセットに重きをおいた内容になっています。そこが逆にアトツギでない人にも共感して頂けたのかも知れません。

 

それと出版をキッカケに講演や取材のオファーも沢山頂けるようになりました。

過激すぎて活字にはできなかった内容(書籍自体も会社広報のチェックを入れていませんので充分赤裸々だと言われますが)や、後日談などをお話させて頂くと大好評です(笑)。もし聞きたいという方がいれば是非広報までご連絡ください。

 

さて当社は2019年で創業40周年を迎えます。

 

活字として、どのような決意で、コトを起こしていくのかを世の中に残した以上は、それを必ず実現させたいと思っています。

デザイン性の秘密

「デザイン賞を多数受賞したり、凄くデザインの良い商品が多いのですが、御社はデザイナーをどのように採用・育成されているのですか?」

 

とよく記者の方や、投資家の方に質問を受けます。

 

自分達で『デザインが良い。』とは恥ずかしくてなかなか言えませんが、他社との差別化要素の一つとして当然力は入れています。当社のデザインチームは勿論優秀です。ですが、では他社には良いデザイナーはいないのかというと、そんなことはないと思います。

 

では何故他社と当社の商品ラインナップが違ってくるのか?今回はその秘密をお話したいと思います。

 

ポイントは実は非常に単純で2つだけです。

 

  • オーナーシップ
  • 顧客目線

 

まず1つ目のポイントについてですが、当社は自社開発商品に関しては全て市場投入が社長決裁となっています。

そして商品開発担当者の私に対する殺し文句は『まだこのデザインはどこも出してないので承認してください。』です。

 

おそらく普通の会社と真逆ではないでしょうか。

 

上司のキャラを理解した上で、このセリフが言えるだけで優秀です。(笑) 他社が出していないから出す意味がある、その責任は許可を出した社長にある。実はこれが最も尖った商品を出し続ける上で一番重要な要素だと思っています。

ただもちろん大コケするときもあります。その時は早期に判断して廃番にすればいいだけなのです。

 

2つ目のポイントは、当社は代理店網を介さず、消費者にダイレクトでインターネット販売を行っているため、住宅設備・建材を扱う企業としては珍しく直接エンドユーザーとの接点を持つことが可能です。

商品ページの閲覧回数が多いのに購買に至っていない、逆に閲覧回数が少ないのに購買率が高い等のデータをデザインや価格戦略の改善に使用することが可能な上に、ショールームに来たお客様から出た要望等もスピーディに商品に反映させています。

 

チャレンジを推奨する風土を作る、商品を押し付けるのではなく顧客の声に耳を傾ける。

 

たったこれだけの事です。すごい秘密を期待された方すみません。

 

そもそも我々はデザインという言葉が日本では広く『意匠』と認識されてしまっていることが問題だと考えています。中国では『設計』と認識されています。

つまりどれだけ見た目が良くても、そのせいで機能性を損なったり、価格が不必要に高くなるものは、『デザインは良いけど高い。』ではなく、『デザインが悪い。』のだと思っています。

 

まだまだ我々には課題も沢山残っています。ですが折角お客様の声をダイレクトに聞けるチャネルを持っているのですから、これからも耳の痛いご意見に向き合うことが『デザインの良い』商品を出し続けるために必要だと考えています。

 

応援よろしくお願いします。

 

ただ好きだから。

なぜ上場企業経営者という多忙な職業にも関わらず、少ない休みを使ったり、早起きをしてまでテニスプレーヤーとしての活動を行うのか。

 

それはシンプルに好きだからですね。(笑)

 

でも15歳から始めて21歳まで青春をすべて捧げたにも関わらず、選手としての活動を辞めると決めた後、しばらくはラケットを見たくもありませんでした。

 

若い頃に真剣に何かに打ち込んでみて一つだけ分かったことは、残念ながら勝負の世界には最後の最後に決して埋まらない『才能』の差が存在するということ。だけどその差は本当に僅かなものでした。この差を感じるところまで努力できたことが、結局大きな自信になりました。今、自分の情熱を注いでいる事業は一人でするものではないので、自分より才能のある人を集めればいいですしね。

 

ただそこまで追い込んだことがない人に軽々しく、『才能』なんて口にしてほしくないかも…(笑)

 

スポーツはどこまで突き詰めても、人生を豊かにするためのツールでしかない。

ツールは使うものであって、すがるものではないんですね。だったら新たな友人作り、そして昔の仲間とも親交を深めるために、トコトン人生を楽しむ道具として使おうと時が経って思えるようになりました。

 

あと、実は昨年体重が増えすぎたことをキッカケに1年間毎朝5時に起きて10kmほど走ってから出社していました。継続は力なりで、毎日アプリでタイムや速度を計っていると面白いように伸びる。おそらく多くの経営者がマラソンや筋トレにハマるのは、普段の業務ではなかなか苦労してもすぐに結果が出ないけど、これらはすぐに数字に表れるからだと分かったんですね。

ただ僕の場合、どこまで数字が良くなっても走っている時間を退屈に感じてしまいました。どうせ健康のために運動をするのなら、何か目標を持ってやりたいと。

 

そんなときにテニスには年齢別の日本選手権があることを知り、35歳の今年から出場できることを知人から教えてもらいました。残念ながらなかなかスケジュールの関係で試合に出れず今年はランキングが足りなかったので出場することはできませんでしたが、福岡で行われた大会で約20年ぶりに公式戦で優勝できたのは本当に嬉しかったですね。

f:id:taroyamane:20181026142122j:plain



来年こそは全日本ベテラン選手権に出場し、日本一になりたいと思っています。

 

それと個人的にまだ駆け出しのジュニア選手の海外遠征費用を、少しですがサポートしています。本人もすごく感謝してくれて遠征から戻ると手紙をくれたり、大会で優勝したらキチンと報告に来てくれています。自分も色んな方にサポートしてもらったので、会社を成長させた上で、テニス界にももっと大きな恩返しができればいいなと思います。

 

何事も目標を持って明るく、前向きに。