TARO BLOG

住宅設備のインターネット販売を行う、サンワカンパニー代表取締役社長山根太郎のブログです。山根自身の取組みや日々感じていることを発信していきます。

43期を振り返って

2021年9月期の43期が終わり、44期が進行しています。
振り返ると43期はコロナに始まり、コロナに終わった1年でした。
しかしこのような状況下においても計画以上の業績を記録出来たのは、お客様や取引先様を始めとする多くの方にお力添えを頂いたからに他なりません。この場をお借り致しまして、改めて社員一同御礼申し上げます。

 

ただ、一点強調しておきたい事は、『巣ごもり需要だけで伸びた』とは思われたくないという点です。2018年(社外発表は2019年)に経営理念を刷新してから全部署がそれぞれ行動規範に即して自主的に考え、動き、全ての業務のレベルが向上した結果の成長だと思っています。つまり、巣ごもり需要のような一過性の要素ではないので、これからも経営理念通り、人々の「くらしを楽しく、美しく。」し続ける限りしっかりと成長は続きます。

 

さて44期は、いよいよこれまで3年間取り組んできた構造改革の成果を発揮し、成長を加速する大事な1年目となり、営業利益も過去最高を見込んでいます。今後の成長のカギとなる海外市場においても、これまでは代理店へのショールーム設営用の商品出荷が主でしたが、最近ではお客様への販売比率が6割を超えてきました。勿論、この計画数値に満足することなく更なる成長を目指してまいります。

 

定性的にも、先月松山三越内に「THE CENTRAL KITCHEN by sanwacompany」がオープンし、22年春には完全無人のスマートショールームを横浜にオープン。デザインコードを利用したデザイン住宅事業やリノベ再販事業もいよいよスタートします。

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松山三越内「THE CENTRAL KITCHEN by sanwacompany」の様子

まだまだ現状の我々では日本の住まいの課題を解決しているとは言い難い規模にありますが、全ての分野においてこれまで撒いた種全てが少しずつ芽を出し始めるという、個人的にも非常に楽しみな1年です。


くらしを楽しく、美しく。

サステナビリティについて

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サステナビリティ基本方針を策定しました。

ですが、あくまで既存事業や取り組みの中でどの項目に当てはまっているかを記載しているもので、現状の我々の事業活動を通して本当に持続可能な社会を実現できるほどのインパクトが無いことを恥ずかしく思っています。

 

先日、海外の機関投資家と面談する機会があり、『本来の投資家の役割とは何か?』という興味深い話を聞きました。彼ら曰く、「持続可能社会を実現するような企業や経営者にしか機関投資家は投資しないというトレンドが出来れば、おのずと起業家はサステナビリティを意識したビジネスを創造するようになる。自分たちで事業をするわけではないが、その潮流を作るのが仕事。」とのこと。

 

さて、事業会社サイドはというと、SDGsやESGが話題になることは多いですが、上記の投資家の本来の意図を理解せず、SDGsを意識した経営をしないと株価が上がらないという捉え方をしている企業も少なくないと思います。株価が上がらないと経営者が再任されないかも知れない。だからSDGsに力を入れるというのはただの自分本位ではないでしょうか。

 

そもそもビジネスとは社会課題を解決するものであるべき。
極端に言えば、SDGsなどと言われなくても、自分たちが生きた時代より良い社会を子供たちに残そうと意識できて当然だと思います。

 

少し余談になりますが、先日息子が色塗りで人間の顔を緑に塗っていました。
「なんで緑なの?普通は肌色でしょ。」と聞くと、息子は怪訝そうに「ハダイロってなに?」と聞き返してきました。私が色鉛筆の中から「これだよ。」と取り出した色には『うすだいだい色』と記載されていました。そして息子に「だって肌の色なんか全員違うやん。」と言われ、もはや自分も旧来型の人間なんだと、ハッとさせられました。
結局、SDGsやESGを意識しなければならないのは、旧来型の固定観念に縛られた考えに基づいてしまっているからです。

 

これから我々がなすべきことは、早く既存の事業を成長させて、よりサステナブルな事業自体や研究開発を行うこと。そして早く若いリーダーを育てること。これ以外にありません。

 


くらしを楽しく、美しく。

西宮ストークスへの出資とスポーツ支援について

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西宮ストークスの渡邊選手(左)、濱高選手(右)とのスリーショット≫

かねてからスポンサーとして関わらせて頂いていましたが、8月末にて西宮ストークスBリーグ2部所属)の運営会社に出資が完了し、バスケットチームの共同オーナーとなりました。

 

今年4月に発表されているように、当チームは2024年に神戸の第二突堤ウォーターフロントに竣工予定の神戸アリーナ(仮称)に本拠地を移すことが予定されています。

当社はくらしをデザインする企業として、ソフト・ハード両面から神戸の街の活性化をお手伝いすることができればと考えています。

 

実は2000年代前半まで当社の事務所が神戸・元町の居留地にもありました。その事業自体を譲渡したこともあり、事務所は閉鎖してしまいましたが、当時学生だった自分も何度か訪れたことがある思い入れのある場所です。
また私個人としても、海外生活を除く人生の殆どの時間を兵庫県で過ごしたこともあり、地方創生に関わることがあれば、まずは自分たちがお世話になった場所であるべきだと思っています。

 

コロナ禍を経験し、不要不急だと言われた旅行、スポーツ、音楽、芸術がいかに我々の人生を豊かにしてくれていたかを皆さんも感じたはずです。当社の事業ドメイン自体はデザイン性の高い内装建材・設備を提供することですが、2019年に経営理念は『くらしを楽しく、美しく。』とくらし自体をデザインすることに定義しなおしました。

 

加えて、これからの時代、社会的意義を意識していない企業は存続できません。まずは自分たちの身近な地域、そして地方、日本、世界と暮らしに関する課題を解決する企業になると決めたのです。
直近の目標は会社を成長させて少し広い土地に本社ビルを自社で立てて、残りの土地に公園を作り、市民に開放することです。そうやって小さなことから地域の人々に愛される企業であり続けたいと思います。

 

今回のバスケットチームへの出資は突然決まったものではなく、くらしをデザインする企業に変革していく第一歩としてずっと模索していたものです。
まずは小さな一歩ですが、既存オーナーの方と協力してしっかり形にしたいと思います。

 

くらしを楽しく、美しく。